※2022年3月7日現在、NextFTPの最新版(Ver4.95.00)と当社サーバーでSSLを使用したアップロードが完了できない場合があることが分かっております。

特にファイルサイズが小さいファイルのアップロードが完了できずにタイムアウトするケースが多いようです。アップロードの順番等によっては同じファイルでもアップロードできる場合もあるなど不安定な状況です。
FileZillaやffftpなど他のftpソフトをご利用いただくことをお勧めいたします。

NextFTPでもSSL/TLSを使用しない場合や、「データ接続を暗号化」からチェックを外した場合は不具合は確認されておりませんが、認証以外の通信が暗号化されませんのでご注意ください。

このページではNextFTPをFTPS(FTP over SSL/TLS) Explicitで利用する場合の設定例を説明します。
このマニュアルは2016年6月更新のNextFTP 4.94.04に対応したものです。

コントロールパネルにログインして次の情報をあらかじめご確認ください。

• UNIXアカウントとパスワード
• 設定済ドメイン名
• 主契約コンテンツディレクトリ(webディレクトリ)

以後の文章では次のような情報として説明いたしますので、適宜お客様の情報に置き換えてください。

UNIXアカウント	abc1200
設定済ドメイン名	example.que.jp
主契約コンテンツディレクトリ  (webディレクトリ)	/home/77/abc1200/example.que.jp

ここでの設定は、SSL/TLSで暗号化した通信を行うものです。

設定の大きな流れは次のようになります。

• FTP接続情報の設定
• FTP接続の確認

NextFTPを起動し、ホスト設定を保存するフォルダを選択して「新規ホスト」をクリックします。



「基本的な設定」のタブを開き、FTP設定情報を入力します。



この例の場合、FTP設定情報は以下の表の通りです。

ホストアドレス	example.que.jp  [ドメイン名]
ホスト開始フォルダ	/home/77/abc1200/example.que.jp  [主契約コンテンツディレクトリ(webディレクトリ)]
ユーザーID	abc1200  [UNIXアカウント]
パスワード	[UNIXアカウントのパスワード]

「高度な設定」のタブを開き、SSL暗号化の項目で「Explicit (SSL)」を選択し、「OK」をクリックします。



これで設定は完了です。

設定名を選択し、「接続」をクリックします。



上画面にリモートディレクトリが表示されれば接続は完了です。



※ ファイルをアップロードする際には、右画面に表示されているリモートディレクトリがドメイン名(この例ではexample.que.jp)と同じ名前になっている必要があります。