2016年7月に追加された機能

メールの自動削除とメールボックス内のメール確認機能

メールボックス関連で次の機能が追加されました。新しく「メールボックス」というメニューが追加されております。
  • サーバーのメールボックスに残っているメール一覧を確認する機能
  • メール一覧中のメールの中身を確認する簡易表示機能
  • サーバーのメールボックス内のメールを自動的に削除する機能

(メールボックスメニューの表示)

メールボックスメニュー

このアカウントのメールボックス内のメールの通数、容量が表示されます。通数表示には時間がかかる場合があります。
※imapで作成したフォルダはこれらの表示には含まれません。また、メール一覧も確認できません。imapフォルダはWebMailでご確認ください。

「INBOXのメール一覧を開く」をクリックするとサーバー内のメールボックスの中のメール一覧が表示されます。ただし、1000通を超えるメールが残っている場合、表示されるのは最も古いメールから1000通となります。

「メールの自動削除」の設定で削除対象のメールの期間を選択して「自動削除処理を設定」をクリックしますと、以後毎朝指定範囲のメールの削除処理が行われます。

メーリングリスト機能を使用した簡易メール配信機能

以前から提供しておりますメーリングリスト機能(ML)に機能を追加し、メール配信専用としても使いやすいように改良いたしました。
  • 配信するメールを送るための宛先(=メーリングリストのアドレス)と、配信時に送信元アドレス(From)となるアドレスに異なるものを設定できるようにしました。これにより、配信先のメンバーの方に投稿用アドレスを知られにくくなります。
  • 同様にMLアドレスがToアドレスになることを避けるため、「Toアドレス」を書き換える機能を追加しました。Toアドレスはそれぞれの配信先メンバーのアドレスに書き換えられます。
  • 配信したメールに返信されたくない場合は実際には受け取ることができない noreply@ などのアドレスを指定してください。
  • 「配信専用推奨設定」ボタンを右下に設置しました。これを押すことで配信用として適した設定を行います(「設定ボタン」で確定)。

(設定画面例)
メーリングリスト
この画面のような設定では、作成したメールを post@abc.que.jp に送ることで登録メンバーにメールが配信されます。
この場合のメールは次のようになります。

  From: 管理者の心 <no-reply@abc.que.jp>
  To: takeda@example.jp  ← 配信先メンバーのアドレス (メンバー毎に異なります)

メールの配信は「管理者メールアドレス」で指定したメールアドレスからか、上記の例ではMLメンバー(配信先)として登録されているメールアドレスのうち投稿を許可したメンバーのアドレスからのみ行うことができます。
管理者メールアドレスからは投稿者の限定設定の内容に関わらず常に行うことが許可されます。

spamフィルタのホワイトリスト一括管理機能

spamフィルターをご利用の際に誤判定を避けるために使用される「ホワイトリスト」ですが、これまでは個別のアカウント毎の設定しかできませんでした。
会社内で共通にやり取りされる相手先メールアドレスを管理者権限で一括管理できるよう機能が拡張されました。

コントロールパネルに管理者または末尾00のアカウントでログインして、末尾00のアカウントのspam設定メニューを開くと次のように「ホワイトリストを公開」という項目が増えています。

(画面例)
ホワイトリスト

※末尾 00 のアカウント以外ではこの項目は表示されません。

この機能にチェックを入れると末尾00のアカウントのホワイトリストを末尾00以外の他のアカウントでも自動的に適用するようになります。他のアカウントホワイトリストの設定が行われている場合は、それも併用されます。

※ご注意
末尾00のアカウントのホームディレクトリのパーミッションでグループに対する読み出し権を外してしまっていると、他のアカウントからホワイトリストが参照できなくなってしまいます。デフォルトではホームディレクトリのパーミッションは750になっておりますので、お客様にて変更されていない場合は問題ありません。