Microsoft Outlook 2016(バージョン1803)の設定例(IMAP方式)

ここではMicrosoft Outlook 2016をIMAP方式で利用する場合の設定例を説明します。このマニュアルはOutlook バージョン1803に対応したものです。

コントロールパネルにログインして次の情報をあらかじめご確認ください。

  • 収容サーバ(www/pop等およびsmtpサーバ)
  • 設定するメールアドレス
  • メールアドレスを設定したUNIXアカウントとパスワード

コントロールパネルでの収容サーバの確認方法は<こちらのページ>をご覧ください。

以後の文章では次のような情報として説明いたしますので、適宜お客様の情報に置き換えてください

収容サーバ(www/pop等) www77.inetd.co.jp
収容サーバ(smtpサーバ) smtp1.inetd.co.jp
メールアドレス suzuki@example.que.jp
UNIXアカウント abc1202







ここでの設定では、IMAP、SMTPともにSSLで暗号化した通信を行う設定例です。

設定の大きな流れは次のようになります。

設定の開始

メニューのファイルをクリックして下さい。

01.png

アカウント情報の画面になりますので、アカウントの追加をクリックして下さい。

outlook2016_02.png

メールアカウント情報の入力

赤線の枠の中に設定するメールアドレスを入力します。
詳細オプションをクリックし、自分で自分のアカウントを手動で設定にチェックします。

address_input.png

追加するアカウントの種類を選択します。ここではIMAPを選択してください。

select_imap.png

メールサーバ情報の入力を行います。

info_input_imap.png

  • 受信メール
  1. サーバー:コントロールパネルで確認した収容サーバ(www/pop等)の情報を入力します。
  2. ポート993を入力します。
  3. 暗号化方法SSL/TLSを選択します。
  • 送信メール
  1. サーバー:コントロールパネルで確認した収容サーバ(smtpサーバ)の情報を入力します。
  2. ポート465を入力します。
  3. 暗号化方法SSL/TLSを選択します。
サーバアカウント情報の入力を行います。

account_input.png

  • ユーザー名:メールアドレスを設定したUNIXアカウントを入力します。
  • パスワード:メールアドレスを設定したUNIXアカウント(この例ではabc1202)のパスワードを入力します。

OKをクリックします。

ok.png

設定内容の確認

設定内容の確認を行います。

account_info_imap_edit.png

注意事項1
  • ユーザー情報の「電子メールアドレス」に正しいメールアドレスが入力されていますか?
  • サーバー情報の「アカウントの種類」にIMAPが表示されていますか?
  • サーバー情報の「受信メールサーバー」にコントロールパネルで確認した収容サーバ(www/pop等)の情報が入力されていますか?
  • サーバー情報の「送信メールサーバー(SMTP)」にコントロールパネルで確認した収容サーバ(smtpサーバ)の情報が入力されていますか?
  • メールサーバーへのログオン情報の「アカウント名」にメールアドレスを設定したUNIXアカウントが入力されていますか?
  • 伏字になっているパスワードはメールアドレスを設定したUNIXアカウントのパスワードが正しく設定されている必要があります。
  • メールサーバーへのログオン情報の「メールサーバーがセキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)に対応している場合には、チェックボックスをオンにしてください」のチェックが外されていますか?

account_info_detail_imap.png

注意事項2
  • こちらの設定画面は1枚目画像の「詳細設定」をクリックし、「詳細設定」タブを選択することで表示されます。
  • サーバーのポート番号の「受信サーバー(IMAP)」に993が入力されていますか?
  • 受信サーバー(IMAP)の「使用する暗号化接続の種類」にSSL/TLSが選択されていますか?
  • サーバーのポート番号の「送信サーバー(SMTP)」に465が入力されていますか?
  • 送信サーバー(SMTP)の「使用する暗号化接続の種類」にSSL/TLSが選択されていますか?